ログイン
ログイン
会員登録
会員登録
お問合せ
お問合せ
MENU

法人のサステナビリティ情報を紹介するWEBメディア coki

昭和生まれのスキンケア「ウテナ モイスチャー」、昭和100年に“レトロ広告”で再注目

コラム&ニュース ニュース
リンクをコピー
昭和生まれのスキンケア「ウテナ モイスチャー」、昭和100年に“レトロ広告”で再注目
提供:株式会社ウテナ

スキンケアブランド「ウテナ モイスチャー」が、昭和100年にあたる本年、「昭和レトロ」を全面に押し出した交通広告を展開している。東京都内ではJR山手線の28駅にて4月28日から、大阪市内ではOsaka Metroの主要駅にて5月1日から、それぞれ順次掲出される。SNSでは“昭和あるある”を募集するキャンペーンも併せて行い、かつての日常への共感を呼び起こす仕掛けとなっている。

 

昭和100年にふさわしい“変わらなさ”の価値を強調

1983年(昭和58年)に発売された「ウテナ モイスチャー」は、40年以上にわたり愛用されてきた自然派スキンケアブランドである。今回の広告では、「波に乗らないのが、今っぽい。」というキャッチコピーを掲げ、流行に左右されないブランドの姿勢を昭和風のビジュアルで打ち出した。絵看板を模した油絵タッチのデザインには、昭和中期の髪型と水着を身にまとったアーティスト・阪田マリン氏を起用。広告全体で“変わらぬ美意識”を象徴的に表現している。

東京・大阪の主要駅にて順次掲出

広告は、4月28日から5月11日までの間、JR山手線全28駅のホーム付近で掲出されている。対象駅には新宿、渋谷、池袋、東京などのターミナル駅が含まれ、多くの生活者の目に触れる見込みだ。また、大阪エリアでは、5月1日から梅田、なんば、心斎橋、西梅田の4駅にて1カ月間掲出される。昭和らしさを前面に押し出したデザインが、都市部における視認性を高めている。

SNSでは「昭和あるある」投稿で製品が当たるキャンペーン

 

広告展開と並行して、ウテナはSNSキャンペーンも実施している。公式X(旧Twitter)アカウントをフォローし、指定投稿を引用リポストして“昭和あるある”を投稿したユーザーの中から、抽選で100名に「ウテナ モイスチャー」の4点セットが当たる。キャンペーン期間は4月28日から6月12日まで。SNSを通じて新たな顧客層への認知拡大を狙う。

長年支持されるロングセラー、再評価の動きも

「ウテナ モイスチャー」はアロエエキス配合の保湿力と、ガラス瓶によるレトロかつ洗練された容器デザインが特徴。2024年には「絶滅危惧化粧品」というキャッチコピーで再評価され、3,500件以上の応援メッセージが寄せられるなど話題となった。今般のプロモーションは、そうしたファン層の支持を背景に、あえて“時代遅れ”であることを価値に転化しようとする戦略の一環とみられる。

「昭和100年」に込められた思い

2025年は、昭和元年(1926年)から数えて100年目にあたる節目の年である。バブル期以前の家族像や生活様式が“昭和レトロ”として再評価されるなか、「ウテナ モイスチャー」が再び脚光を浴びることは、単なるノスタルジーを超えた文化的現象と位置づけられようとしている。

Tags

ライター:

サステナブル情報を紹介するWEBメディアcokiの編集部です。主にニュースや解説記事などを担当するチームです。

関連記事

タグ