『HIRAKU IKEBUKURO 01』Social Design Library (SDL)
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UCCグループ・ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社のステークホルダーVOICEのご紹介です。UCCグループでは、グループ全体で●●●●●な取組や●●●●などに力を入れております。
リリース 桜井肖典さん
テーエムダブル 新井伸之さん
エクセルシャノン 水口友浩さん
宮里仁美さん
三協立山 丸山剛史さん
としまNPO推進協議会 柳田好史さん
田尻いくみさん
北神 北村勝一さん
日本板硝子ビルディングプロダクツ 新谷洋平さん
マテックス 檜山悠里さん
商工組合中央金庫 松本 啓一郎さん
田中華子さん
YKK AP 近藤哲司さん
森田泰世さん
中村陽一さん
小林志帆さん
RBS 佐藤良文さん
LIXIL 越智裕之さん
法政大学や関西学院大学の学生たち
法政大学や関西学院大学の学生たち
『HIRAKU IKEBUKURO 01』Social Design Library (SDL)
『HIRAKU IKEBUKURO 01』Social Design Library (SDL)
松本浩志さん、山田健斗さん、喜田美智瑠さん、間中裕己さん、島居広輝さん、髙野山雅子さん、南凌さん、田中優奈さん、岩﨑美紗子さん
松本浩志さん
一般社団法人ロングライフ・ラボ 清水雅彦 代表理事
松本浩志さん
UCCグループ・ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社のステークホルダーVOICEのご紹介です。UCCグループでは、グループ全体で●●●●●な取組や●●●●などに力を入れております。
「誰もがありのままにその人らしく地域で暮らすことができるように」 赤ちゃんから障がい者、お年寄りまで、幅広い事業に取り組み、人生のすべてのステージで必要とされる支援、応援をすることをめざしています。 また、支援する人もされる人も、地域の一員として役割を持ち、ともに社会を作っていく。地域づくりの視点から福祉を考え、取り組んでいます。
| 名称 | 社会福祉法人生活クラブ風の村 |
|---|---|
| 代表者名 | 社会福祉法人生活クラブ風の村 理事長 池田 徹 |
| 住所 | 〒285-0837 千葉県佐倉市王子台1−28−8 |
| URL | https://kazenomura.jp/company/ |
| 業種 | 福祉・介護 |
| 電話番号 | TEL 043-309-5811 |
| 社員数 | 1796名(常勤 757名・非常勤:1039名) 2021年4月現在 |
| 売上 | 6,663,975千円(2020年度実績) |
SDGs

「生活者の行動変容なくして世の中は良くならない」。職員数1,800人の千葉県で最大の社会福祉法人生活クラブ風の村は、1998年の設立時からサステナブル社会の実現を掲げ、赤ちゃんから高齢者、障がい者などすべての人の尊厳を守れる社会を目指し、福祉事業を展開する先駆的社会福祉法人だ。人の尊厳を守り、誰もがその人らしく暮らせる社会とは。地球規模の環境変化を超えて次世代へとつながる福祉とは。「風の村」の取り組みとそれを支える理念について生活クラブ風の村 理事長の池田徹さんにお話を伺った。

―子どもや高齢者の支援を中心に、「風の村」は福祉の領域でさまざまな社会問題の解決を目指す先駆的な事業を行っていらっしゃいます。まず、精力的な活動の原動力となる池田さんの問題意識からお聞かせいただけますか?
私は現在70歳で、大学に入学したのは1969年。学生運動で大学も社会も揺れていた時代です。その中でさまざまな社会問題について考えましたが、一人ひとりの生活者が行動変容をしない限り世の中はよくならないという考えに至り、日々の暮らしの中から社会を考えていこうと決意して大学をやめ、生活者の暮らしを提案する「生協」に飛び込みました。
1970年代から関わってきた千葉県の生活クラブ生活協同組合では、食や生活、地域の社会問題に向き合う中で、福祉の必要性を痛感し、1998年に「風の村」を設立しました。高齢者介護から出発しましたが、「どろんこで遊べる保育園が欲しい」「重度の障がいがある子が安心して過ごせる通所施設が欲しい」「親と一緒に暮らせない子どもたちが元気に暮らせる家が欲しい」という願いを一つひとつ実現するうちに、赤ちゃんから障がい者、お年寄りまで幅広い事業を行う法人になりました。

―福祉の領域で事業を行う時に池田さんが大切にしているのはどのようなことでしょうか。
一人ひとりの尊厳を守ることです。福祉の仕事は、対人援助業であり、広いくくりではサービス業になります。ですが、一般的なサービス業はお客の立場が強いのに対し、福祉ではサービスを受ける側の立場が弱く、容易に権利侵害につながってしまいます。
高齢者介護施設を開設するきっかけとなったのは、1990年代に刊行されて今も読み継がれている大熊由紀子さんの『「寝たきり老人」のいる国いない国―真の豊かさへの挑戦』という本です。サステナブル社会の先進国とも言えるスウェーデンと当時の日本の高齢者介護が比較され、スウェーデンでは認知症でも普通の生活ができるのに対し、日本では多くの場合、普通の暮らしを望むことが難しく、拘束されることもあることを知りました。同じ人間として生まれながら人間らしい暮らしができない人たちがいる、こんなに理不尽なことはない。そうした状況を少しでも変えるため、高齢者福祉に取り組もうと決意しました。


―今も高齢者施設での虐待などが報道されていますが、当時はもっとひどいものだったのでしょうか。
1995年に設立準備委員会を発足し、2000年に特別養護老人ホームを開設するまでにたくさんの施設を見学しましたが、8割が反面教師で、ポジティブに参考にできたのは2割でした。浴室の前で車椅子のおばあさんたちが上半身裸で待たされている、カーテンも引かずにおむつを換えられている……普通の暮らしではあり得ない状況が当時の介護の現場にはあり、個人の権利が侵害されていました。支援する側の都合でその人の自由や権利が侵害されているのです。
自分たちの特養では利用者の尊厳を守り、その人が「こうありたい」という意思をサポートする。そこに腐心してやってきました。支援する側の考えではなく、自分が入居者だったらどうしたい、されたいか。一つひとつ検討し、当時はめずらしかった全室個室も実現させました。

―人間らしい暮らしができなかったり、自分の意思が無視されたり、そういう理不尽さは社会的弱者とされる人たちに共通しているのではと思います。
高齢者介護で感じた「同じ人間なのに理不尽な環境にいる」ことへの憤りが、児童養護施設の開設へとつながりました。同じ人間として生まれてきたのに、家庭で安全に暮らすことができない子どもたちがいます。最悪な場合は命を落としてしまう。そういう不条理な目にあっている子どもたちを普通に暮らせるようにしていきたい。
日本には家庭で暮らせない社会的養護を必要とする子どもたちが約4万5,000人います。養護施設に保護されれば最低限食べることは保障されますが、そこでも子どもらしい生活を送ることができず、心身ともに安全に成長し、自立した人間へとつながっていないケースはたくさんあります。それは二重の不条理です。

―社会的養護の必要な子どもたちの支援で大切にしていることを教えてください。
毎日の生活を大切にすることです。それは家庭で暮らす子どもたちが通う保育園と共通していますが、養護施設は24時間生活をともにする場で、高校生までが暮らしますからそこで守られるべき尊厳は保育の現場とは当然違ってきます。
近年施設に入所する子どもの7・8割は被虐待児で、主に親から虐待を受けており、ほとんどの子どもは普通の生活をしてきていないのです。われわれの施設は一般の家に近い環境で、個室があり、子どもたちはなるべく普通の家庭的な生活を送ります。食事もその家の台所で担当職員が作り、みんなで食べる。
普通の暮らしを丹念に繰り返していくことで、子どもは本来の尊重される人としての日常を取り戻していきます。子どもたちが生き生きと暮らせるようになることこそが支援に求められています。

―子どもたちが生き生きと暮らせることは、あらゆる子どもにとって大切ですね。
「風の村」では保育園を3園運営しており、もっとも大切にしていることは乳幼児期の子どもの健全な発達をどう保障するかということ。そのための方針が「子どもは遊びと生活の中から成長する」です。早期教育が必要と考える風潮の中、最近は保育園でも勉強を教えるところがありますが、私たちはそうではないと考えています。子どもたちはかけまわり、遊びまわり、毎日の日常を大切にすることによって成長することができるからです。
―世の中にはさまざまな家庭環境の子どもがいますが、別々に考えられ、対応されることがほとんどで、池田さんのように全体を俯瞰できる人は少ないのではないでしょうか。
「風の村」の母体の生活クラブ生協は食の問題にいちはやく取り組んできました。そのため、会員には「子どもに安全なものを食べさせたい」との思いが強いのが特徴です。ですが、40・50年前に比べて新自由主義がはびこったこの30年間で中間層が減少し、安全で質のいい食材を選んで食べさせられる家庭は少なくなっています。
かつて生活クラブ生協の会員であった中間層がどんどん分解され、貧困や子どもの虐待という問題が発生している。生活クラブ生協を母体にした社会福祉法人「風の村」がそういった家庭の子どもたちを支援するのは、時代の要請と言えます。一方で、経済的には恵まれた家庭の子どもたちも本当に健全な育ち方をしているのだろうか、ということも常に意識しています。

―近年は少子化の問題が盛んに言われていますが、今の子どもたちのことはどれだけ考えられているのだろうかと疑問に思うことがあります。
子どもの意識についての国際調査の結果を見ると、諸外国と比べて日本の子どもたちは生きることへの意欲が非常に低くなっています。その背景に教育の問題、福祉の問題もある。それらを強化していかないといけない。今、子どもや若者の問題は日本の大きな問題であり、日本の大人が総力で取り組んでいかないといけない課題です。
日本をはじめ先進国の多くが新自由主義的な政策をとり、貧困や環境破壊といった問題が置き去りにされてきました。そのような中、現代を生きる子どもたちを取り巻く環境は厳しく、気候変動問題をはじめとする環境変化への対処はもう間に合わないのではないか。サステナブル社会の重要性が叫ばれる中、子どもたちが大人になった時に日本の社会は、世界はどうなっているのかと危惧しないわけにはいきません。
しかし、私はやれることはまだまだあると思っています。
「風の村」においても、「わくわくプロジェクトCHIBA」という任意団体を立ち上げ、小学校などで地域の子どもたちにキャリア教育を行う活動も始めています。また、「生活クラブ安心支援システム」と名付けて、地域で孤立している働きたいのに働けない人を職場に受け入れる「ユニバーサル就労」にも取り組んでいます。
すべての子どもたちが生き生きと暮らせて、自立した人間に成長できるようサポートする取り組みにより、未来へつなげていきたい。私はそんな希望を持って、誰一人として孤立せず、排除されない「地域共生社会づくり」に向けて、これからも一人ひとりの生活者の行動変容を支えていきたいと考えています。

◎プロフィール
池田 徹
社会福祉法人生活クラブ風の村 理事長
◎法人概要
社会福祉法人生活クラブ風の村
https://kazenomura.jp/company/
設立:1998年
〒285-0837 千葉県佐倉市王子台1−28−8
ちばぎん臼井ビル4階
TEL 043-309-5811
ライター: